~ある新入社員の物語~ 辣韮のような汗をかけ。
真冬の朝礼のこと。社長の第一声。
「今日のように寒い日は、辣韮のような汗をかいてこい!それがウチの仕事だ。」
と訓示があった。
この言葉を聞いて、面白い事を言うな~と思ったが、深く考えなかった。
午後になり、舗装工事も終盤になってくる。吐く息も白く濃い。気温も下がってきた。
アスファルト(合材)は、やわらかいうちに舗装しないとクオリティを落としてしまう。
とにかく合材が冷める前に舗装するんだと、無心にただひたすら動いた。
周りの先輩も同じだ。無駄口を叩く者は一人もいない。
ローラーの運転手、フィニッシャーのアジャスター、レーキマンそしてスコップマン等々、一人ひとりが全力で作業に取り組んでいる。
気がつくと皆が大粒の汗をかいていた。
合材は冷めずに品質をおとすことなく、舗装工事ができた。
出来上がった道路をみた発注者も喜んでくれた。
心に満足感が広がった。
お客様のために「真冬でも、辣韮のような汗をかく」。
社長のことばの意味がわかった気がした。
最大18人を投入可能。
工期を守る、一心で作業する野澤の社員たち
通常の舗装道路の場合、請負い会社が5人~6人になります。人数が足らない場合は、他社にお願いしてヘルプ要員を5人~6人調達して10人~12人で舗装工事にあたります。
こういったケースは
クオリティにバラつきが発生する場合があります。
野澤の場合、1箇所に最大18人を投入して舗装工事に当たります。
通常の約二倍の人員で、しかも高いクオリティで作業が進められます。当然ですが、作業もスピーディです。
野澤にとって、お客様の工期を守ることを第一のポリシーとしております。
「辣韮(らっきょう)のような汗をかけ。」のエピソードの背景には、「クオリティと工期を守る」という意味も含められています。
弊社では、持てる力を最大限に活かして作業にあたります。一心不乱に心を合わせた作業によってはじめて「平坦性1.0クオリティ」に近づけることを現場で知っています。